気象予報士テンキューラー “ログ”を活用して未来の最適化を目指す

気象予報士テンキューラーの井原さえ子です。私のTNQLコーデログも半年分たまりました。私はその日に着た服を自撮りして、コーデログで毎日記録しています。半年間を振り返ってみたら、同じようなスタイルの繰り返しでした・・・(笑)。

さて、11月は紅葉狩りの季節ですね。都心では12月に入ってから紅葉の見頃を迎えるスポットもあります。お出かけしたくなるこの時期ですが、気温の変化も大きいので、服選びにはますます悩む時期でもあります。TNQLのレコメンドを活用して、いろいろなスタイルにもチャレンジしたいですね!さらに、旅行などで遠出する時は、TNQLで場所を指定すると便利。指定した場所の天気や気温を考慮したスタイルをレコメンドしてくれます。北国ではもう雪が降る季節ですが、沖縄ではまだ半袖も活躍しています。南北に細長い日本では特にこの時期、旅先の服選びはTNQLが頼りになりますね。TNQLのコーデログを、この先1年、2年と活用していくと、例えば昨年の今頃旅行した時、どこでどんな服を着ていたか、コーデログで見られるのも楽しみです。

ところで私はお仕事柄、『お天気過去ログ』をみなさんの暮らしの未来予測に活用すべく、日々奮闘しているところです。お天気過去ログとは、例えば「昨年、〇〇山に紅葉狩りに出かけたときは雨で、気温は10℃しかなくて寒かったな~」など、過去を振り返った気象データのことです。この気象過去データが、何年分も蓄積してあって、あなたの思い出の日がどんな天気だったかがすぐにわかるのです。これを、思い出を振り返るだけでなく、暮らしや産業の中で未来予測につなげてほしいと考えているのです。例えば「雨で気温が10℃だったとき、△△スーパーではお鍋の具材がこれだけ売れた。」というようなお店の販売記録と気象過去データを使って、今度は、雨で気温が10℃と予想された時、お鍋の具材がどれだけ売れるかをあらかじめ予測することができると考えられます。このように、お天気過去ログを『見る』だけではなく『使う』ことで、暮らしがもっともっと豊かに便利になる日を夢見ているのです。

天気予報はあくまでも予報なので、外れてしまうことも時々あります。ですから、TNQLで選んだコーディネートが正解だった日もあれば、失敗してしまった日があるかもしれません。コーディネートの正解と失敗のログと、天気予報の正解と失敗のログを分析することで、未来のあなたのコーディネートには正解がもっと増えていくかもしれません。

気象予報士テンキューラーは、明日のあなたの暮らし予測が、『お天気過去ログ』によって最適化されていく未来を目指しています。