私は家でゴロゴロして、付加価値なんてどこを探しても見つからないような生活を送るのが大好きなタイプ。ポテチとコーラは大切な相棒です。
そんなぐうたら私には(当然)構うこともなく、世間では、単調な仕事はAIやロボットに取って代わられてしまう!これからの時代は付加価値を高めることが重要だ!と叫ばれるようになっています。
生まれながらにして「ぐでたま」だった私に、さらに付加価値を高めろだなんで、わりと人生ハードモードですが、時代の流れには逆らうこともできないし、、、、
そこで今回のブログでは、これからの働き方について考えていきたいと思います。
・「頑張れば稼げる」時代は終わった
実は私、80年代くらいの昭和な音楽が大好物なのですが、最近読んだ「80’s エイティーズ ある80年代の物語」という本に、とても興味深い一節がありました。
「バブルの時代」を回顧するときは、六本木のディスコや銀座のクラブ、地上げや株の話になることが多いが、いまの時代とのいちばんのちがいは、「頑張って働けば結果が出る」という体験ではないだろうか。市場が縮小していくなかでは、どれほど働いても成功はまれで、やがて仕事は長時間の苦役になってしまう。
<出典>橘 玲「80’s エイティーズ ある80年代の物語」
ここからも分かるように、私の親世代くらいまでは、馬車馬のようにモーレツに働けば、稼ぎも伴ってくるというのが常識でした。しかし市場の状況が変わった現在では、その常識はもはや通用しなくなってきているのです。そう考えると、現代において激務を強いられている社員は、そうとう「大変」ですよね、、、。
・付加価値を上げるとは
でも、いざ自分の付加価値を上げようと思っても、「じゃあ何をすればいいの?」と足がとまってしまいませんか?そもそも付加価値とは、「ほかとは違うオリジナルな価値を付け加えること」です。
具体的な例として、TNQLでは、現在地の天気予報に、「今日はこんな服を着ていけばいいよ!」という服装のアドバイスを付けて提供しています。
天気予報を知る手段ならたくさんありますが、ファッションの提案もしてくれるというところがTNQLならではの付加価値となって、ユーザーの皆様に受け入れられています。
付加価値というと難しそうに感じますが、ちょっとした気遣いがそのまま付加価値に直結すると思えば、少しは気が楽になりませんか。
「友人や同僚のため息が増えていたら、そっと甘いものを差し入れる」、というように、日常のささいな場面でも、付加価値は生み出すことができます。
まずは簡単なことから始めてみませんか。ほら、千里の道も一歩からって、言うじゃないですか。