意外と知らない集中豪雨の話

一昨日の東京では急に雨が降り始めたりしたことで、雨宿りに困った方もいたのではないでしょうか?

これから夏に向けて、いわゆる夕立などの局地的な雨が降ることも出てくるかと思います。

今回はそんな集中豪雨についてのブログです。

 

■そもそも集中豪雨とは?

集中豪雨とは、大気が不安定のため突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的な大雨を示しています。

気象庁では、「集中豪雨」と「局地的大雨」を使い分けてはいますが、一般的にはどちらも「集中豪雨」と呼ばれているそうです。

 

・局地的大雨:単独の積乱雲が発達することによって起き、大雨や洪水の注意報・警報が発表される気象状態ではないものの、急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲で数十mm程度の降水量をもたらす雨

・集中豪雨:積乱雲が同じ場所で連続的に発生/発達を繰り返し、同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数百mmの降水量をもたらす雨

とされています。

 

ゲリラ豪雨という言葉は、従来から使用されていたにわか雨・集中豪雨・夕立といった言葉をマスメディアが「ゲリラ豪雨」と表現したとされており、2008年の新語・流行語大賞トップ10にも選出されていますが、気象庁は「ゲリラ豪雨」という表現は使用していません。

 

■にわか雨と局地的大雨と集中豪雨

冒頭でも触れましたが、これから夏に向かい夕立などの一時的な雨が降ることもあるかと思います。

そうした雨の多くは、散発的で急に降りだしすぐに止む一過性の雨であり、「にわか雨」と呼ばれることが多いです。

しかし、大気が不安定であるなどの要因で積乱雲が発達すると、雨量が増して数十分で数十mm程度の雨に達することがあります。これが「局地的大雨」と呼ばれています。

さらに条件が重なり、1時間で数十mmの局地的大雨が数時間以上継続し、総雨量が数百mmに達すると「集中豪雨」と呼ばれるようになります。

 

 

もうすぐ平成最後の ゴールデンウィークが始まります。

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