日本には様々な神社仏閣がありますが、本日はちょっと変わった神社のご紹介です。皆さんも、毎朝天気予報を見る方も多いかと思います。そんな毎日の生活の中に必ず話題になる天気、実は東京・高円寺に日本唯一のお天気の神様が祀られている気象神社があるのです。

 

■日本で唯一の気象神社「高円寺 氷川神社」とは

この神社に祀られている神様は、「八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)」と呼ばれる神様です。「やごころ」は、様々な立場から考える、「かね」は兼任を表し、1人で2つ以上のことができるという意味になるそうです。八意思兼命は、多くの人々の知恵を一つに結集できることができるそうです。

 

逸話としては、八意思兼命は天照大御神が天の岩戸に隠れて世界が暗闇になった時に、知恵を振り絞り、岩戸を開けることで世界を救ったそうです。

「晴」「曇」「雨」「雪」「雷」「風」「霜」「霧」などの八つの気象現象を操るとも言われているそうです。

 もともとは、大日本帝國の陸軍気象部内にあり、気象観測員が気象予報の的中を祈願したと言われています。戦後には、神童指令で撤去命令が出ていたにもかかわらず、当時の調査漏れにより残存したそうです。今では、気象の神様ということや、知恵を絞って世界を救ったという話から、気象予報士を目指す人の合格祈願や、イベントなどで晴れて欲しい時などに祈願に来られる方も多いそうです。

今年の夏は、梅雨が長くて夏が短いという話題があったり、新海誠監督の待望の新作「天気の子」が人気を博すなど、天気に関連する話題も多かったですね。ちなみに映画「天気の子」にも気象神社が登場するそうです。これから聖地巡礼スポットとしても多くの人が訪れそうですね。

やはり天気は日々の生活の中で話題に上がることも多いですよね。今日はどんな天気かな？服装はどうしようかな？旅行・イベントに行くけど、天気は晴れるかな？など、常に天気は気になりますよね。

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