テレビなどの天気予報では、予報を見ている人の地域を絞ることができないため、天気については広い範囲で伝えることが多いです。そのため、実は自分がいる地域は雨が降らなかったということもありえます。当然、その逆もその然りです。
帰省やレジャーでいつもとは違う場所へ行く場合、天気予報を確認すると思いますが、特に気になるのが雨だと思います。そんな時に、どれくらいの雨が降るのかがわかる降水量を知っておくのはとても便利です。
例えば、皆さまが大雨と聞いて、どれくらいの雨が降るのかを予想する指標として、降水確率と注意報・警報を見るのではないでしょうか?
実は、降水確率は特定地域で特定の時間内に雨が降る確率を示しているもので、雨の強さを示しているものではありません。なので、降水確率というのは、降水量の指標となり得るものではありません。
では、次に、注意報・警報を指標にした場合、これらのアラームは気象庁が発表していますが、これらはあくまで災害レベルでの注意報・警報です。もちろん、これらのアラームが発令された場合には、安全な場所にいて、外出は控えたり、万が一に備えた方が良いと思います。
しかし、生活レベルにおいては、判断基準としては参考になりづらい部分もあります。そこでTNQLは生活レベルに沿った降水量の表記をしています。
各降水量の目安は下記の通りです。
・0mm:雨は降らないので、傘は必要なし。
・0.5mm:霧雨程度の雨。傘をさす人とささない人が見受けられます。長時間、外にいるようであれば、傘があった方が良い。
・1~4mm:傘が必要。傘をささなければ、ビショ濡れになってしまう程の雨。
・5mm以上:傘をさしていても濡れてしまう程の雨。濡らしたくない服やカバンなどは避けた方が良さそう。
上記のように、日常の生活レベルに対応した降水量の表記をすることで、自分の中での基準も作りやすくなります。
例えば、2mm以上の雨が降ったらゴルフにはいかない、5mmの雨であればキャンプは中止する、などの自分の生活圏内にあるアクションと降水量を結びつけることができます。
TNQLを活用して、雨がどれくらい降るのか、その場合の自分の基準を見つけ、雨でもお洒落やレジャーを楽しみましょう。