WXBC APIセミナー講演レポート

気象庁が気象データを活用した新たなビジネスの創出に向け、気象事業者だけでなく、情報通信や農業、小売、保険など関係する産業界や先端技術に知見のある学識経験者、関係府省庁、地方公共団体を構成員とした産学官の連携組織として立ち上げた気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)が主催するAPIセミナーにて、弊社代表の泉が講演を行いました。

近年、気象データの注目度が高まる一方で、その利用率はまだまだ低いという現状があります。

その理由に一つとして考えられるのが、気象データの活用は新たなビジネスの可能性がある一方で、どのように気象ビジネスを活用すれば良いか、またどんな方法で活用すれば良いのかがわからない、といった現状があります。

 

そんな現状を鑑み、気象データの活用を考えているが、活用することでどのようなことが実現できるのか・どのように活用できるのか、といった部分をお話させていただきました。

また、その気象データの活用方法については、API化して提供を実現することにより、その活用の幅を広げることを目指しております。

 

弊社でも、2017年5月より開発・提供している気象データ×ファッション×AIのファッションテックサービス「TNQL」のビジネス活用を目的とし、TNQLの天候ドリブンなリコメンドをAPIとして提供することで、天候ドリブンリコメンドエンジンを実装できる「TNQL API」の提供を開始しています。

 

TNQL APIとしては、中国のLCCである春秋航空日本株式会社様の予約サイトや三越伊勢丹が運営する伊勢丹オンラインストア内のメンズページに実装を開始しています。伊勢丹オンラインストアでは、メンズ向けにフレグランスを天候ドリブンでリコメンドしています。

TNQL APIを活用することで、ファッションやフレグランスだけでなく、レストランや食料品、様々な情報コンテンツを天候ドリブンでリコメンドすることが可能になります。

 

情報やモノが溢れる時代において、リコメンドされるコンテンツはとても重要になってきます。

リコメンドするモノやタイミングなど、ユーザーが求めているものをリコメンドしていくことが重要視されています。

 

気象データは人々の行動や気持ちに影響を与える大きな要素です。

その気象データを活用していくことで、新たなマーケティングが実現できるのではないでしょうか?

 

弊社では、そんな気象データを活用した天候ドリブンマーケティングの推進をしております。

もし気象データの活用に興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。